もっと波動を上げたい。もっと高い次元へ進みたい。覚醒すれば、今の苦しさから抜けられるはず。
スピリチュアルを学ぶ中で、いつの間にか「上へ行くこと」が目標になっていないでしょうか。
けれど、その「上」とは、どこなのか。そこへ向かうために、今の自分の何を置いていこうとしているのか。
魂氣学®では、スピリチュアルの言葉とともに受け入れてきた前提を、ここから問い直します。
も く じ
Toggle「成長すること」が「人間らしさをなくすこと」に変わっていないか
怒りが湧くと、「まだ私の波動が低いから」。悲しくなると、「執着を手放せていないから」。何かを望むと、「エゴが残っているから」。
そうやって、自分の気持ちを知る前に、よい感情と悪い感情に分けてしまうことがあります。
怒っているのに、穏やかであろうとする。傷ついているのに、感謝しなければと思う。疲れているのに、それを認める自分を未熟だと感じる。
自分を理解するために始めた学びが、今の自分に合格を出さないための基準になっていないでしょうか。
スピリチュアルの言葉に、いつの間にか重なる誤解
「手放す」を、感じなくなることだと思う。「エゴを超える」を、自分の望みを持たないことだと思う。「覚醒」を、悩みも迷いもなくなることだと思う。
言葉を知ることと、その意味を理解することは別です。意味を確かめないまま理想の姿をつくると、そこに届かない自分ばかりが目につくようになります。
私が問い直したいのは、こうした受け取り方です。学びを重ねているのに、自分の感情や日々の暮らしが、以前より遠くなっている。その違和感を、「まだ修行が足りない」の一言で片づけてよいのでしょうか。
上へ上がることが、本当にゴールなのか?
身体より精神。感情より静けさ。欲のある自分より、欲のない自分。そうした上下の物差しを、私たちはどこで受け取ったのでしょう。
もし、人間らしい働きを一つずつなくしていくことが目的なら、なぜ私たちは、身体を持ち、感情を感じ、考え、誰かを求める人間として生まれたのでしょうか。
「どうすれば、もっと上へ行けるのか」を考える前に、その向かう先そのものを、一度立ち止まって見つめる必要があります。
あなたが目指しているのは、本当に生きたい自分でしょうか。それとも、人間である今の自分から離れた姿でしょうか。
では、私たちは何のために人間として生まれたのか
この問いへの魂氣学®の答えを、動画「生きる意味とは何か|私たちが、人間として生まれた理由」でお話ししています。
「上へ向かう」という前提を問い直すと、生きる意味はどう見えてくるのか。動画では、その先までつなげてお伝えします。







